わたしがこの仕事を愛して止まない理由 女性教官教習日記part2
2022年08月10日
昨日、スタイリスト希望のAさんの教習を行いました。彼女は入校したての時、わたしに言いました。
「わたし、自分が憧れている大好きなスタイリストがいて、免許取ったらその人に面接の願書を出すつもりです。」と。そんな彼女は髪の毛は金髪に染めていて、上から下までおしゃれ感が漂う純粋無垢な可愛いい女性です。
「素晴らしい!一緒に頑張りましょう!」と言い、その後わたしは続けました。
「仮免取ったら願書出していいからね。その後は7日かからないで取れるからと。」
そして彼女との教習は始まりました。
それまでの彼女はひととおりの教習のカテゴリーを終えた後の状態でした。
だから、ある程度わかってはいますが、本日は
わかっていない部分を掘り下げていく教習です。
まず、外周から手直しをします。
「さぁ、走ってみて」
彼女は教えたとおりに走りました。
「素晴らしい!だけど今のは90点かな。
どこがダメかと言うとカーフ手前のブレーキは
もうちょっと歯切れ良くね。
一旦ブレーキから足を離すことです!
じゃあ、わたしがやってみますから見てて」とやってみせます。
すると彼女はそのあと3回目くらいで良くなりました。
はいそうです。外周合格!100点です!
それまで彼女のよくなかったブレーキと
今、合格した時のブリーキの違いに大きな差がありました。
もっちりしたブリーキと
歯切れの良いブレーキの差はブレーキから!一旦足を離すことなんです。
こうやって彼女は外周は合格しました。
この様に外周のガーブを走るのに適切な速度というのがありますが、そのスピードにするには、数回に分けて(大体2回)ブレーキを踏みます。